お盆や連休のドライブ。
高速道路を使って帰省や旅行に出かける機会も増えますが、「実はあまり走ったことがない…」という人も意外と多いもの。
そんな初心者ドライバーがやりがちなNG行動、気づかないうちにやってしまっていませんか?
今回は、高速道路でよく見かけるミスとその防止策を5つご紹介します。
合流地点でモタつかない!本線に入るときは“スムーズさ”がカギ
高速道路に入るときの「合流」は、初心者にとって最大の難関かもしれません。
怖くてスピードを出せないまま本線に入ろうとすると、後続車が急ブレーキ…なんてことも。
ポイントは、加速車線で“本線の流れにしっかり合わせる”こと。
一時停止せず、スムーズに合流するのが基本です。
ミラーと目視を忘れず、安全なタイミングを見計らって入りましょう。
追い越し車線は“ずっと走る場所”じゃない
初心者がやりがちなのが、追い越し車線を延々と走ってしまうこと。
実はこれ、交通違反になる場合もあります。
追い越し車線は「追い越したらすぐ戻る」がルール。
左の走行車線が空いていれば、早めに戻ることを意識しましょう。
後ろから速い車が来たとき、無用なトラブルを避ける意味でも重要です。
車間距離が近すぎると…煽ってるように見えることも
つい前の車との距離が詰まりがち、という人も多いはず。
でも、高速道路では車間距離が近すぎると危険なだけでなく、あおり運転と誤解される可能性もあります。
目安は、100km/h走行時で50~60メートル。
渋滞中も“ピッタリくっつきすぎない”を意識して。
心にもゆとりを持って、安全運転を心がけましょう。
急なブレーキや車線変更はNG!
標識やインターの見逃しで「うわ、ここだった!」と急ブレーキや車線変更をしてしまうこと、ありませんか?
慌てるより、一度通り過ぎて次の出口やUターンを選ぶほうが安全です。
ナビの音声案内や標識の事前チェックでミスを防ぎましょう。
何より、“焦らない”ことが大切です。
サービスエリアで休憩してますか?
「あともうちょっとだから」と無理して走り続けるのも、初心者に多いパターン。
でも、集中力が切れた状態での運転は危険です。
理想は2時間に1回、こまめな休憩。
お気に入りの飲み物やストレッチでリフレッシュすれば、心も体もリセットされますよ。
安全運転は、落ち着いた判断から
高速道路での運転は、スピード感やルールが独特。
初心者にとっては不安も多いかもしれませんが、「知っておく」だけで避けられるトラブルはたくさんあります。
このお盆シーズン、安全第一でドライブを楽しんでくださいね。