車に乗る機会が多い人なら、一度は耳にしたことがある「ドライブレコーダー」。
気にはなっているけれど、まだ設置していないという方も多いかもしれません。
しかし、いざというときに「つけておけばよかった…」と後悔する人が少なくないのも事実。
この記事では、実際に「ドライブレコーダーをつけていてよかった!」と感じたリアルなシーンを5つ紹介します。
まだ導入していない方も、ぜひ自分ごととして考えてみてください。
思わぬ接触事故の証拠に
走行中や信号待ちのとき、突然の追突。
「自分に非はない」と思っていても、相手が異なる主張をすれば、証明が難しいのが現実です。
ドライブレコーダーがあれば、
・事故の瞬間
・スピード
・信号の色
・周囲の状況
などをしっかり記録してくれるため、保険会社や警察への対応もスムーズ。
「証拠がなければ、相手の主張が通っていたかも…」と、ヒヤッとした体験談も多く寄せられています。
駐車中の当て逃げ・イタズラにも強い味方
最近は駐車監視モードを備えたドライブレコーダーも増えています。
・買い物中に車を当てられた
・自宅駐車場でミラーを壊された
・ボディに傷をつけられていた
といったケースでも、録画していれば証拠を残すことが可能です。
加害者がその場を立ち去ってしまっても、ナンバーや服装が映っていれば、解決の大きな手がかりに。
愛車を守るための“防犯カメラ”としても役立つのです。
あおり運転の抑止力になる
一時期ニュースでも大きく取り上げられた「あおり運転」。
完全にはなくならないからこそ、自衛が必要です。
・後続車との異常な接近
・車間距離を詰められる
・進路妨害をされる
こうした行為を記録することで、警察に相談するときも説得力のある証拠になります。
また、「録画中」のステッカーを貼っておくことで、トラブルの抑止にも。
家族の運転にも“見守りの安心感”
高齢の親や、運転に不慣れな家族が車を使うときも、ドライブレコーダーがあるだけで安心感がアップ。
「事故が起きたときの状況が分からない…」という不安を和らげてくれます。
中には、スマホで走行ルートを確認できるモデルもあり、遠く離れた場所でも見守ることが可能です。
思いやりを“見える形”で支えるツールとも言えます。
自分の運転を振り返るツールに
意外と盲点ですが、ドライブレコーダーは自分の運転を見直すのにも役立ちます。
・急ブレーキの癖
・ウィンカーの遅れ
・スピードの出し過ぎ
など、映像で確認することで改善点が見えてきます。
運転に“慣れすぎている”人ほど、こうした記録が安全意識を取り戻すきっかけになるかもしれません。
備えあれば憂いなし。安心は“録る”時代に
ドライブレコーダーは「高いから後回し」「自分は大丈夫」と思っているうちに、後悔することも。
でも、1回でも活躍してくれれば、導入の価値は十分にあると感じられるはずです。
日常の運転から家族の安全まで。
「もしもの備え」として、今こそ取り入れてみませんか?