災害時の“もしも”を想定|1日防災シミュレーションのすすめ 

避難する人と避難誘導する人

災害に備えて防災グッズをそろえ、スマホの設定も見直した。


――でも、それだけで本当に安心できるでしょうか?


実際の災害時は、予想外の不便や課題が必ず出てきます。

そこでおすすめなのが「防災シミュレーション」。

実際に1日、災害を想定した生活をしてみることで、準備の抜けや改善点が見えてきます。

今回は、自宅や職場で気軽に取り組める1日防災シミュレーションの方法をご紹介します。

目次

朝から停電を想定して過ごす

まずは朝の起床から停電を想定。

照明を使わない

コンセントを抜く

家電に頼らず準備する


意外とスマホの充電忘れや、冷蔵庫を頻繁に開けてしまうクセに気づきます。

断水を想定した調理・飲料確保

水道が止まった場合を想定し、備蓄の飲料水で1日を過ごしてみます。

歯磨き・手洗いはペットボトルやタンクの水を使用

調理は火を使わず、缶詰・レトルトを活用

洗い物を極力出さないメニューを選ぶ


この段階で「水の消費量」をリアルに体感できます。

外出時に避難経路を確認

買い物や散歩のついでに、最寄りの避難所や高台への経路を実際に歩いてみましょう。

途中に危険な場所はないか

夜間でも通行可能か

スマホなしでたどり着けるか

スマホ活用の実践

こちらの記事で紹介したスマホの防災アプリや設定を、実際に試します。

緊急速報のテスト受信

オフライン地図の確認

モバイルバッテリーの使用感チェック

実際にやって気づく改善点を記録

1日を終えたら、気づいたことをメモに残します。

備蓄量の不足

使いにくかった道具

家族間での連絡方法の改善案


こうした記録は次回の見直しや買い足しに役立ちます。

シミュレーションで見つけた課題は、家庭の備えで改善できます。


必要な防災グッズや備蓄はこちらの記事でチェックしてください。

“備える”から“一歩踏み出す”へ

防災は準備で終わりではなく、行動で完成します。


1日だけでもシミュレーションを行えば、自分や家族の弱点が見えてきます。

今年の防災の日は、ぜひ行動に移してみましょう。

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