ここ数年ブームになってきた「ミニマリスト」。
モノを減らしてシンプルに暮らすスタイルは定番になりつつありますが、2025年の今はもう一歩先へ進んでいます。
最近のトレンドは“持たない”よりも「どう心地よく暮らすか」に注目。
SNSでも「ゆるミニマリズム」や「ミニマル×ウェルビーイング」といった言葉が増えていて、暮らしの方向性が変わり始めているんです。
今回は、そんなポスト・ミニマリズムの行方をちょっと覗いてみましょう。
ミニマリズムの次に来るもの
従来のミニマリストは「持ち物を減らすこと」が中心でした。
でも今は、「何を持つか」「どんな暮らし方を選ぶか」にシフトしています。
- 必要なものは残す、好きなものは楽しむ
- モノより体験にお金を使う
- 数より“快適さ”を重視
つまり“減らすこと”自体が目的じゃなくて、自分に合ったバランスを探す時代になってきたんですね。
世代ごとに違うスタイル
同じミニマリストでも、世代によってちょっとカラーが違います。
- 若い世代(20代中心)
シェアリングサービスやサブスクを使って、軽やかに暮らすのがトレンド。SNS映えするシンプル部屋も人気です。 - 働き盛り世代(30代後半〜40代)
家族や仕事に追われつつ、効率や心の余裕を求めて“ゆるミニマリズム”を実践。クローゼットやデジタル整理から始める人が多め。 - シニア世代
終活や健康を意識して、モノを減らしつつ安全で快適な生活を大切にしています。
ライフステージに合わせて「マイ・ミニマリズム」が広がっている感じです。
サステナブルとつながる暮らし
ポスト・ミニマリズムで欠かせないキーワードがサステナブル。
- リサイクルやアップサイクルを取り入れる
- 日用品を“最後まで使い切る”意識が広がる
- 車や家具を「持たずにシェアする」流れが定着
モノを減らすことが、自分のためだけじゃなくて環境にもプラスになる。
この視点は今後もっと強まりそうです。
テクノロジーで変わる未来のシンプルライフ
暮らしを変えているのはテクノロジーの力も大きいです。
- スマート家電の普及で、少ないモノでも快適に暮らせる
- AIや自動化ツールで、余計な作業を減らし時間を有効活用
- デジタル所有(バーチャルアートやファッション)で、“持たないけど楽しめる”体験が可能に
「便利さ」と「シンプルさ」が同時に手に入るようになってきています。
これからの注目ワード
- ウェルビーイング(心と体の健康を整える)
- エッセンシャル思考(大事なことを選んで集中する)
- コミュニティ型ミニマリズム(同じ価値観を共有して楽しむ)
このあたりのキーワードが、これからのシンプルライフを引っ張っていきそうです。
“削ぐ”から“満たす”へ
ポスト・ミニマリズムは、ただモノを減らすだけじゃなくて、「暮らしの質をどう高めるか」にシフトしています。
- 減らすより「選ぶ」ことが大事
- 世代ごとに違うスタイルが広がる
- サステナブルやテクノロジーと結びつき、進化中
これからの合言葉は、“削ぐ”よりも“満たす”。心に余裕をつくる暮らし方こそ、新しいミニマリズムの形なのかもしれません。
ポスト・ミニマリズムの流れを理解したら、「じゃあ今、世の中ではどんな動きがあるの?」と最新トレンドが気になるところです。
暮らしの方向性を考えるうえで、まずは今注目されているスタイルを押さえておくことが大切です。
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